将棋教室を選ぶポイント
- 2024年10月23日(水)更新
- 将棋教室ガイド
確認するポイント
将棋教室は、初心者からプロを目指す方まで、幅広い層にとって、充実した将棋ライフを送るための第一歩となります。
ただし、自分や子どもに合っていない教室に入ると、ただ楽しくない時間を過ごすことになってしまいますので、以下の点を確認した上で選ぶようにしましょう。
対象年齢
将棋教室は、子供から大人まで幅広い年齢層に対応しているところもあれば、子どもだけを対象にしているところも多いです。
また、子ども向け教室でも幼児や中学生以上は対象外のところもありますので、ホームページなどで対象年齢を確認しましょう。
対象となる棋力(レベル)
多くの将棋教室は初心者を対象としていますが、駒の動かし方などのルールがわからない場合は対象外となるところもありますので、最初に確認しましょう。
また、棋力によってクラス分けしているところとクラス分けせずに講師が駒落ちでレベルを合わせる指導を行っているところもありますので、自分や子どものレベルが合っているクラスがあるか確認しましょう。
料金・費用
将棋教室の費用は、入会費のありなし、月会費制や年会費制か、教材費が別途発生など、教室の規模や指導内容によって大きく異なります。
ります。
一般的には、少人数制の教室や、プロ棋士が指導する教室は、会費が高くなる傾向があります。
自分の予算に合わせて、無理なく通える教室を選びましょう。
教室の実績
将棋大会で上位を狙ったりプロを目指す場合は、教室の生徒の過去の大会成績や、生徒の棋力向上事例など確認しましょう。
初段くらいまでを目指す場合は、そこまで実績がなくても問題ないと思います。
講師のレベル
プロ志望の場合は、やはりプロ棋士や奨励会員が講師を務める教室の方が良いでしょう。
また、教室出身者からプロ棋士や女流棋士が誕生しているかも確認しましょう。
棋力向上を目指す場合は目指す段位より講師の棋力が上かどうか、趣味で楽しむ場合は棋力よりも指導内容を重視した方が良いでしょう。
ちなみに、筆者はプロ棋士の将棋教室に通ったことがありますが、やはり鋭い手が飛んで来ましたし、指導対局のあとの感想戦は非常に為になりました。
指導方針
将棋教室の指導方針は、受講者の成長や満足度に大きな影響を与えます。
目的が「プロ棋士を目指す」「大会での入賞を目指す」「将棋を楽しむ」など教室ごとに異なるため、自分や子どもの目標に合った方針を持つ教室を選ぶことが重要です。
また、将棋ファンや子ども同士の交流を重視するなら集団での指導、初心者や高いレベルを目指すのに丁寧な指導を受けたい場合は個別や少人数での指導を受けられるところを選びましょう。
また、教材や大盤を使っての講義形式か実戦形式かも、確認しましょう。
大人の場合は、やはり実戦形式の方が楽しく長続きするように思います。
子どもの場合は、詰将棋や次の一手など問題を解くような講義形式もあるところですと学力向上にもつながりますし、礼儀や相手を尊重する姿勢を重視する教室は、人格形成にも役立ちます。
通っている生徒の年齢層
同じくらいの年代の方と一緒に学べると、やはり話も合いやすいので楽しいです。
時には、教室の外での交流も深まりますので、周りに将棋の話ができる人がいないという方は、教室に将棋友達を作りに行くという感じでも良いかと思います。
見学・体験入会をして確かめましょう
将棋教室に入るときに確認したいポイントを解説してきましたが、やはり見学や体験入会ができる場合は、実際に訪問して講師の指導方法や教室の雰囲気を見て、最終判断をしましょう。
ぜひ、この記事を参考にして、自分に最適な将棋教室を見つけてください。